すどう美術館の近況

すどう美術館 館長 須藤一郎

厳しい暑さが続いておりますが皆さまにはお変わりありませんか。
お見舞い申しあげます。
ごぶさたしてしまいましたが、すどう美術館の最近の活動状況について
ご報告させていただきます。

1、少し時間がかかってしまいましたが、このほど小田原で3回行いましたARIO(アーティスト・レジデンス・イン小田原)の記録集ができあがりました。国内外の参加アーティスやお世話してくださった皆さんに配布をはじめております。あわせて神奈川県、静岡県を配布対象とする日刊新聞「神静民報」からの依頼を受けて「アーティスト・イン・レジデンス」について文章を寄稿しましたが、2回に分けて掲載されることになり、7月27日に1回目が掲出されました。
 記録集や掲載新聞にご関心がありましたら、すどう美術館にご連絡いただければと思います。

2、先ほど、一般社団法人ALIVEの庄司弥寿彦代表理事より、「成熟層向け異業種混合社会課題解決プロジェクト」(REVIVE 2019)において、美術についての課題をテーマにしたいので協力をいただきたいとの申出が、すどう美術館と湘南アートベース(朝比奈賢代表)にありました。
 打合せの結果、テーマを

~生活の中にアートがあることを普通にしたい~
 「アーティスト・イン・レジデンス」を持続的・大々的に
実施できる仕組み(ヒト・モノ・カネ)をデザインせよ

とし、各企業から50歳以上の成熟層20名前後の参加により10月から11月にかけて検討会を行い課題の解決を図っていただくということになりました。

3. このほか、秦野市の丹沢美術館から菅創吉展を考えてほしいとの申し出を受け調整中であります。また、来年度行われる予定の多摩美術大学美術館における「すどう美術館コレクション展」についても、まだ、日程が未定ですが、美術館側との打ち合わせをはじめ、いろいろ準備が着々と進んでいます。

最後にご報告までですが、ご心配いただいている副館長(妻紀子)の状況です。大病後奇跡的に回復してきておりましたが。昨年12月初め、今度は脳梗塞を発症、右手足と目が不自由になりました。入院し治療やリハビリを受けておりましたが、本年5月中旬より、小田原市栢山にある「ほなみ」という特別養護老人ホーム(特養)に入所しております。
 皆さまからのご声援を受け、何とか快方に向かってくれればと願っています。

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