過去の展覧会 2023年
第8回 すどう美術館収蔵作品展
◎館長の作品解説
◎朗読と落語の会
朗読 語リスト 泉田洋子
落語 立川流真打 立川志らら
会費 2,000円(要予約 定員40名)
第23回 小田原もあ展 ひらく も∞あ
伝統工芸X現代アート
土日祝9:00〜18:000
第23回「小田原もあ」展の開催
すどう美術館 館長 須藤一郎
第23回の「小田原もあ」展が3月11日(土)から21日(火・祝)まで、今年も小田原市立小田原駅東口図書館(ミナカ小田原六階)で開催されます。
「小田原もあ」展は2010年に小田原市の「無尽蔵プロジェクト」の一つとして誕生したもので、「もあ」の「も」と「あ」はものづくりとアートの頭文字をとっており、小田原の寄木細工、木工、鋳金などの工芸作家とすどう美術館関係の現代アート作家とのコラボ展です。
発足後13年になりますが、この間、工芸作家は伝統に安住せず、現代アートの新しい面を作品の中に取り入れ、アートの作家は「温故知新」の考えに添い、寄木の廃材を絵の中に取り入れたり、鋳金とのコラボのアート作品を作ったりとお互いに交流しあい、刺激しあって、新しい作品が作られてきてきました。まさに両者の間の垣根が取り外されたとの感があります。
なお他に、市民との交流を図る目的で、両者のメンバーによるワークショップなどもたくさん行われてきたこともお伝えしたいと思います。
今回は作品の中に俳句の世界も取り入られ、統一テーマは『ひらく も∞あ』に決まりました。どんな展開になるか興味津々というところです。
会期の初めには「ワークショップ あなたも『もあ』に参加しよう」と市民の皆さんに呼びかけ、2つのワークショップ ①俳句の季語で『もあ』を味わおう(3月11日) ②10㎝×10㎝の作品作り(3月12日)が行われます。 こちらもとても楽しみです。
ワークショップでできた作品を含め全体でどんな作品が並べられるのでしょう。ぜひ多くの皆さんにご覧いただき、楽しんでいただけることを願っています。
私は常々、工芸を含むアートについて「アートは心のごはん」と表現し、人間の精神的な面でなくてはならないものと皆さんに伝え来ていますが、同じく本も「心のごはん」なのです。小田原駅東口図書館のご厚意により、「小田原もあ」が図書館という会場で行えることで、本の好きな人がアートに関心を持ち、アートを好む人も本に関心を寄せる機会となり、相乗効果を挙げていくことができるわけで、とても素晴らしいことだと思っています。
しめくくりに私の駄句をご披露します。
小田原で 心のごはん アートと本
(俳号 須藤鈍庵)
2023年2月
「小田原もあ」展は2010年に小田原市の「無尽蔵プロジェクト」の一つとして誕生したもので、「もあ」の「も」と「あ」はものづくりとアートの頭文字をとっており、小田原の寄木細工、木工、鋳金などの工芸作家とすどう美術館関係の現代アート作家とのコラボ展です。
発足後13年になりますが、この間、工芸作家は伝統に安住せず、現代アートの新しい面を作品の中に取り入れ、アートの作家は「温故知新」の考えに添い、寄木の廃材を絵の中に取り入れたり、鋳金とのコラボのアート作品を作ったりとお互いに交流しあい、刺激しあって、新しい作品が作られてきてきました。まさに両者の間の垣根が取り外されたとの感があります。
なお他に、市民との交流を図る目的で、両者のメンバーによるワークショップなどもたくさん行われてきたこともお伝えしたいと思います。
今回は作品の中に俳句の世界も取り入られ、統一テーマは『ひらく も∞あ』に決まりました。どんな展開になるか興味津々というところです。
会期の初めには「ワークショップ あなたも『もあ』に参加しよう」と市民の皆さんに呼びかけ、2つのワークショップ ①俳句の季語で『もあ』を味わおう(3月11日) ②10㎝×10㎝の作品作り(3月12日)が行われます。 こちらもとても楽しみです。
ワークショップでできた作品を含め全体でどんな作品が並べられるのでしょう。ぜひ多くの皆さんにご覧いただき、楽しんでいただけることを願っています。
私は常々、工芸を含むアートについて「アートは心のごはん」と表現し、人間の精神的な面でなくてはならないものと皆さんに伝え来ていますが、同じく本も「心のごはん」なのです。小田原駅東口図書館のご厚意により、「小田原もあ」が図書館という会場で行えることで、本の好きな人がアートに関心を持ち、アートを好む人も本に関心を寄せる機会となり、相乗効果を挙げていくことができるわけで、とても素晴らしいことだと思っています。
しめくくりに私の駄句をご披露します。
小田原で 心のごはん アートと本
(俳号 須藤鈍庵)
2023年2月