皆さまへ

須藤一郎

 私は現在「すどう美術館 館長の独り言」というタイトルで小文を書いております。今回、その26で9月18日から始まる「すどう美術館収蔵作品展」について書いてみました。ご覧いただければうれしいです。

「館長の独り言」その26 「ぎゃらりー ぜん」での収蔵作品展

 9月18日(日)から24日(土)まで、秦野市の「ぎゃらりー ぜん」 で7回目となる「すどう美術館収蔵作品展」が始まります。
 「ぎゃらりーぜん」は秦野駅から徒歩では少し遠い場所ですが、日赤病院の大きな建物のすぐ近くにある永全堂という薬局が運営するギャラリーです。広くて気持の良いスペースのうえ、ディレクターの多賀薫さんの暖かい対応もあり、いつも多くの来廊者があります。
 もうここで7回目となりますが、その都度初めて見ていただく作品をと考え、まず、たくさん所蔵する作品の中から展示作品を選ぶことから準備が始まります。今回は猪熊弦一郎、池田龍雄、窪田真規、田口雅巳、舩坂芳助などの作品、25点ほどを展示する予定で、どんな風に皆さんが見てくださるのかとても楽しみです。
 もう一つ今回の楽しみは開催二日目の19日(月・祝)に立川流真打の立川志らら師匠が落語をしてくれることになったことです。志らら師匠はすどう美術館が銀座に拠点を移した1998年から定期的に落語会をしてもらってきた、立川流の若手落語家4人の中の一人で20数年のお付き合いが続いています。
 華のある落語家ですので、会場がぱっと明るくなるのではないでしょうか。
すでに多くの皆さんから予約をいただいています。
 当日、落語の前に私が作品解説のトークを行なうこととしていますが、前座を務める形になりそうですね。
 なお、私は会期中、毎日在廊し、皆さまをお迎えしたいと張り切っております。多くの方々にお出かけいただき、作品をご覧いただくとともに、感想等お聞きできればうれしいなあと思うのです。

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